CHERRY MX2Aスイッチ
新しくなったMX2Aスイッチが販売されました。CHERRY MX2Aスイッチの特長や改良点をまとめたページはこちらからご覧いただけます。
CHERRY MX2A RGB 5ピンスイッチ 70個セット
メカニカルキーボードとメンブレンキーボードの違い
キーひとつひとつが個別のスイッチになっています。日本語フルサイズのキーボードには合計108個のスイッチが使われているためコストがかかり価格も高価になります。
スイッチ内の板バネが接点になっていて、キーが押されることで板バネが戻って接点が接触し、入力を検知します。
スイッチを交換できるので、メンテナンス次第で一つの製品を長く使い続けることができます。
キーボード全体に一枚のメンブレンシートスイッチが敷かれています。キーが押されることでラバーカップが押されてメンブレンシートの接点が接触し、入力を検知します。
安価に製造することが可能ですが、一部だけ交換・修理することはできないため、故障したら廃棄することになります。
機構は異なりますが、パンタグラフキーボードもメンブレンシートが使われています。
上の写真はそれぞれキーキャップを外したところ。FILCOキーボードはCHERRY MXスイッチが一つ一つ黒い鉄板に固定されています。右は一般的なメンブレンキーボードで、ドーム状の突起のなかに白く見えているのがラバーカップです。
CHERRY MXスイッチとは
CHERRY MXスイッチはドイツ・CHERRY社の製造するメカニカルスイッチです。
信頼性と耐久性を誇り、人気のキーボード用スイッチとして長年親しまれています。
押下圧、入力感の違いは軸の色で区別することができ、押下圧はスイッチに内蔵されているスプリングの強さによって、入力感やクリック感の有無は軸の接点を押さえる箇所の形状と構造によって決まります。
Majestouchと名のつくすべてのFILCOメカニカルキーボードにはこのCHERRY MXスイッチが搭載されています。本物のCHERRY MXスイッチを搭載しているキーボードには、CHERRYブランド公認マークが付与されています。
FILCOキーボードに使われているCHERRY MXスイッチの種類
FILCOメカニカルキーボードに採用しているCHERRY MXスイッチは茶軸(tactile feel)、黒軸(linear)、青軸(click tactile)、赤軸(linear)、SILENT Red(linear 静音)、SILENT Black(linear 静音)、スピードシルバー(linear アクチュエーションポイント:1.2mm)、LowProfile赤軸(linear 低背)、LowProfileスピード軸(linear 低背)の8種類。 いずれもメカニカルらしくタイピングを楽しめる入力感のスイッチです。
お好みの打鍵感に合わせてお選びいただけます。
[ M ]
MX茶軸
クリック感:あり
押下圧:55cN
[ ML ]
MX黒軸
クリック感:なし
押下圧:60cN
[ MC ]
MX青軸
クリック感:あり
押下圧:60cN
[ MRL ]
MX赤軸
クリック感:なし
押下圧:45cN
[ MPS ]
MX SILENT Red 静音赤軸
クリック感:なし
押下圧:45cN
[ MBS ]
MX SILENT Black 静音黒軸
クリック感:なし
押下圧:60cN
[ MSS ]
MXスピードシルバー軸
クリック感:なし
押下圧:45cN
[ XMRL ]
LowProfile赤軸
クリック感:なし
押下圧:45cN
[ XMSS ]
LowProfileスピード軸
クリック感:なし
押下圧:45cN
ダイヤテックでは茶軸は「M」、黒軸は「ML」、青軸は「MC」、赤軸は「MRL」、SILENT Redは「MPS」、SILENT Blackは「MBS」、スピードシルバー軸は「MSS」、LowProfile赤軸は「XMRL」、LowProfileスピード軸は「XMSS」と表記して商品型番からどのスイッチが搭載されているのかわかるようになっています
FKBN108M/NMB3
FKBN108ML/JB2
FKBN108MC/NMB3
FKBN108MRL/NMB3
FKBN108MPS/NMB3
FKBC108MBS/NB2
FKBN108MSS/NCSP2B
FKBS108XMRL/JB
FKBS108XMSS/NB
各スイッチの打ち心地は?何が違う?
FILCOキーボードについて
2003年CHERRY MXスイッチを初めて搭載したメカニカルキーボード、“FKB91JU”の販売を開始し、翌2004年には現在もシリーズとして続いている、初代Majestouchの販売を開始しました。20年近く経った今もメカニカルキーボードに特化したブランドとして、搭載するスイッチはCHERRY MXスイッチだけに拘り、商品開発や製造を続けています。
写真の「CHERRY×FILCOコラボスイッチテスター」はFILCOダイレクトにて販売中です。