静電気耐性強化製品のご紹介
静電気を帯電した人が電子機器に触れた場合に静電気放電が発生します。この静電気放電に対する耐性試験は、国際標準規格「IEC61000-4-2」で規程されています。
「IEC61000-4-2」では静電気への耐性を4つのレベルに分け、最大レベルで接触放電8kV、気中放電15kVとしています。弊社の静電気耐性強化キーボードであるDFKB-ESDシリーズでは、「IEC61000-4-2」の最大レベルに対して、その約2倍の接触放電20kV、気中放電30kVを規定値としました。
静電気耐性が要求される医療現場向けや産業機器向け用途として、小ロットのご要望にも対応可能です。
IEC61000-4-2の基準 | 接触放電 試験電圧 | 気中放電 試験電圧 |
---|---|---|
IEC61000-4-2 レベル1 | 2kV | 2kV |
IEC61000-4-2 レベル2 | 4kV | 4kV |
IEC61000-4-2 レベル3 | 6kV | 8kV |
IEC61000-4-2 レベル4 | 8kV | 15kV |
弊社 | 接触放電 試験電圧 | 気中放電 試験電圧 |
---|---|---|
DFKB-ESDシリーズの基準 | 20kV | 30kV |
FILCO DFK-ESDシリーズ特長
静電気耐性強化
「IEC61000-4-2」の最大レベルに対して、その約2倍の接触放電20kV、気中放電30kVを規定値としました。
長期保証
出荷前検査を徹底することなどし、保証期間を通常製品よりも延長し18ヶ月間としました。
長期供給を見据えた製品設計
静電気耐性強化キーボードDFKB-ESDシリーズは、弊社のMajestouchシリーズをベース開発しました。
Majestouchシリーズは2004年の発売から、細かい仕様変更を重ねながらも、デザインや基本設計を変えることなく、約20年間販売を続けているキーボードです。現在も法人向けにカスタム製品の供給を行っており、今後も5年~10年スパンの安定供給を目指し生産を継続していきます。
CHERRY MXスイッチ採用のメカニカルキーボード
メカニカルキーボードは耐久性に優れ、各スイッチが独立しているのでメンテナンス性も良好です。また、キーキャップにはアルコール耐性を高めるため、一般品とは異なった仕上げを採用しています。
含有化学物質への対応について
各国における法規制の制定や法改正に伴う含有化学物質調査依頼及び、追加調査依頼に対しては速やかに最新情報を報告します。
対応製品
静電気耐性強化キーボード・DFKB-ESDシリーズ
- 弊社のブランドロゴが無いOEM製品をご希望の場合でも、比較的小ロットから受注可能です。(フルサイズのみ)
お問い合わせ先
静電気耐性強化キーボード・DFKB-ESDシリーズについては、法人担当窓口 (houjin@diatec.co.jp) までお気軽にお問い合わせください。